ここでは、甲状腺クリーゼの速効性のある治療法としての血漿交換を紹介します。
クリーゼでは、ルゴール液の投与もなかなか効果なく、心不全、肝不全があると、迅速に血中の甲状腺ホルモン濃度を下げる必要があります。以下の症例報告をご覧ください。

 

麻酔中に甲状腺クリーゼの発症を疑った2例(H8.8.26)

甲状腺クリーゼの循環不全に血漿交換が有効であった1例(1995.7.3)

拡張型心筋症様の病態を示し心不全と肝不全で発症した甲状腺クリーゼの1症例(1998.4.15)